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よくある質問
- 水を飲む量が多いのですが、異常でしょうか?
- 暑い時や激しい運動後などに飲水量が増えることは異常ではありませんが、1日の飲水量として、犬では体重1kgあたり約100ml、猫では約50ml近くの時には注意が必要です。安静にしている時や、以前に比べて明らかに水を飲む量が多い時は病気のサインかもしれません。
代表的なものには腎不全、肝不全、子宮蓄膿症、糖尿病、甲状腺機能亢進症、副腎皮質機能亢進症などがありますが、他の病気も初期に飲水量が増加することが多いですので、早めに受診されて下さい。
- 耳をよく振るのですが・・・。
- 耳が汚れていませんか?茶色や黄色のネバネバした耳あか、黒っぽいカサカサした耳あかがたまってたり、くさい臭いがしたり、赤みや腫れがある場合、外耳炎を起こしています。ほっておくと耳道が炎症でせまくなって塞がれてしまったり、中耳炎、内耳炎にまで進行するおそれがあります。
- 急患は受付けてもらえますか?
- 留守番電話にて対応をしています。申し訳ありませんが、当院かかりつけの方のみのサービスとなっております。

- うちの子は咬まないのですが、狂犬病注射は必要ですか?
- 年に一度の予防接種は犬を飼っている方の義務となっています。
この伝染病は人にも感染し、発症すると100%死亡します。
お隣の韓国や中国を始めほとんどの国で発生がみられ、毎年多くの死亡者がでています。
幸いにも日本では数十年発症例はありませんが、いつウイルスが入ってくるかわかりません。
大切な愛犬、そして自分自身を守るため、必ず予防接種をして下さい。
- マダニからの「重症熱性血小板減少症(SFTS)」について教えてください。
- この病気はマダニから感染する病気(ヒト)で、2011年に中国において新しい感染症として流行していることが報告された病気です。病原体は、SFTSウイルスであることが確認されました。2013年1月に国内で発生。2017年マダニから感染したわんちゃん・ねこちゃんがヒトに感染させた事例が発生しています。
症状(ヒトが感染した場合)
主な初期症状は発熱、全身倦怠感、消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。
ヒトのマダニ対策は
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
動物のマダニ対策は
量販店等の予防薬は弱いのでしっかりとした予防薬を動物病院にてお求め下さい。
https://n-d-f.com/frontline/
病気についての詳細は
国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/3143-sfts.html
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html
- フィラリアの症状を教えて下さい。
- 咳(「ゲッ、ゲッ」と吐く様な仕草)、元気がない、呼吸が苦しそう、食欲がない、お腹が膨らんできた、尿が赤くなる等の症状があります。
- フィラリアかどうかはどうやって分かるのですか?
- 血液検査で感染の有無がわかります。
- フィラリアを予防する方法はありますか?
- 予防薬の定期投与により予防が可能です。現在様々なお薬があります。
1)飲み薬
月1回の投与する事により予防が可能です。(主流)
錠剤タイプ
粉薬タイプ
おかしタイプ
2)スポット
月1回の投与する事により予防が可能です。
皮膚に滴下するタイプです。
小型犬や猫に使用が可能です。
飲ませるのが苦手な方にオススメです。
3)注射
年1回の注射で予防が可能です。
飲ませるのが苦手、毎月の投与を忘れがちな方にオススメです。
事前に予約が必要です。
- フィラリアの予防はいつ頃からいつ頃までしたら良いですか?
- 蚊に刺されることで感染しますので、予防期間はその地域の蚊の発生時期により異なってきます。
蚊がいなくなってから、さらに1ヶ月後まで予防することにより完全な予防となります。
北九州では 4月末~12月が一般的な予防期間となります。
- 何度もおしっこをしに行くが、あまり出ていません。排尿時間も長いのですが。
- 「最近、トイレで考え込む」「トイレではないところに排尿する」などの行動がみられる場合には、尿路系の疾患が疑われます。
膀胱炎、尿路結石、膀胱・尿道の腫瘍等により24時間尿が出ないと、命にかかわる事があります。早急な受診をお願いします。
- 新しくペットが家に来ました。まず何をすればいいでしょうか
- 新しく家族となる動物にノミ、ダニ、消化管内寄生虫などがいないか検査をしましょう。
先住の子がいる場合は特に注意が必要です。
またワクチン接種、フィラリア予防などを適切に行うことが大切です。
新しくペットをむかえる前にまずはご相談下さい。

- マイクロチップについて聞きたいです。
- ちょっと太めの注射針で、首の後ろあたりに小さなマイクロチップを挿入します。
専用の機器を使用することにより、その子個人のナンバーを読み取る事ができます。
不測の事態で迷子になったときも、飼い主様のもとへ帰れる可能性が高くなります。
- 目が赤いのですが?
- 目ヤニが出ていたり、目が開きにくかったりしていませんか?
結膜炎や角膜の傷などが考えられます。
かゆみや違和感から、こすってしまって悪化する場合もあります。
早めの受診をお勧めします。
- うさぎさんがごはんの器の前で考え込んでいます。
- 食欲はあるのに、口が痛くて食べるのを躊躇しているのかもしれません。
あごも汚れていませんか?
歯の病気の疑いがあります。うさぎさんは絶食状態に弱いですので、至急来院されて下さい。
- 呼んでも出てこないのですが・・・。
- 急な場合は何か怖い事が起きておびえている、どこか痛めて動きたくないなどが考えられます。
年齢と共に耳が遠くなって聞こえづらいこともあります。
- 抱っこしようとすると嫌がるんです。
- 普段抱っこが大好きな子が急に嫌がる場合、どこか痛いのかもしれません。
痛がる原因の一つとして、椎間板ヘルニアの可能性があります。
この病気はダックスなど胴が長い犬種に好発します。
その他の犬種でも、普段から階段やソファーの上り下り等を頻繁にする子は要注意です。
- 雌のペットを飼っていますが、避妊手術のメリットはありますか?
- 避妊手術には以下のようなメリットがあります。
- ・発情期の動物自身のストレスをなくす。(※飼い主さんのストレスも軽減)
- ・卵巣、子宮疾患の予防
- ・乳がんの発生率を下げます。
1回目の発情前に行なう事をオススメします。
- うさぎの避妊手術について教えてください。
- うさぎの避妊手術は、卵巣、子宮疾患の予防となります。
時期は1歳から2歳までに行うことをおススメします。
- 避妊手術、去勢手術のデメリットを教えて下さい。
- ・全身麻酔・手術自体のリスク
<対策>術前の検査、術中のモニターリングを行い、より安全に努めております。
・手術後太りやすくなる
<対策> 食事の管理によりコントロール
- 雄の場合、去勢手術のメリットはありますか?
- ・犬の場合 前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫、精巣腫瘍の発生頻度を下げます。
・猫の場合、尿スプレー、尿マーキングを予防出来る可能性があります。
- 去勢手術の時期はいつ頃が良いですか?
- わんちゃん、ねこちゃん共に生後6ヶ月~10ヶ月を目安にして下さい。
しかし、状態にもより前後する事もあります。